19号幼稚園児 お母さま 個別面談

  今年も3~4月に幼稚園生(3月時点)の保護者様と個別面談を実施しました。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

面談を通して感じたこと

  個別面談は、今年で2回目になりますが、やはり実施してよかったと感じています。お母さまと直接話をさせていただき、私たちも気付くことがたくさんあります。教室では見えないお子さまの話もとても興味深かったです。担当講師が面談させていただいていますが、今度の指導に活かすため、その内容は全て全講師で共有しています。
  昨年もそうだったのですが、面談前より後の方が、お子さまが授業に落ち着いた気持ちで臨むようになる印象があります。楽観的かもしれませんが、お母さまが当校に少しでも親しみを感じていただけ、それがお子さまに伝わったのではないかと思っています。
  ほとんどのお母さまが当新聞を隅々まで熟読いただいており、とても嬉しく、感激しました。本当にありがとうございます。当校の基本的な考えをあらかじめご理解いただけているため、まるでこれまで何度も会話をしたかのように、とても円滑にお子さまの具体的なお話しに入ることができました。
 

面談内容

  面談でのお話はかなりの量で、とても全てをご紹介することはできませんが、ランダムに抽出した一部をご紹介させていただきます。ご参考になさってください。
凡例 (◇)はお母さまのコメントで、文末〔 〕はお子さまの学年、(→)は講師のコメントです。

技能面

◇新聞に九九の覚え方があったのが良かった。そうでなければ間違った教え方していた。〔年長〕

◇家で出された宿題以上に演習する場合、1ページ単位でやった方がいいか?〔年長〕
→ 1ページ単位でやるのが理想ですが、1ページより少ない問題数でやる場合でも、時間を測り、もし、時間が余っても見直しをさせます。演習は問題を解くだけでなく、採点・直しまでが1セットとなるので、通して実施してください。

◇引越先でもそろばんを続けたいと思っている。他教室でも同じようにやっていける?〔年少〕
→ もちろん、習得方法に「渋谷式」との違いはありますが、技能的な基礎は、ほぼ同じなので続けられます。(引っ越す方が多く、珠算塾選びが不安という声は、日頃から多く寄せられているため、改めて珠算塾選びについてご説明したいと考えています)

お子さまの様子

◇そろばんを始める前はクレヨンを持って絵を描くのも、鉛筆を持つのも好きじゃなかったが、通い始めて自ら進んで楽しんで書くようになったことが嬉しい。〔年少〕

◇同じ幼稚園の年長でも、どうやってひき算を教えたらいいか困っている話を聞く。それも含めて、思っていた以上のことを身につけており、確実な成果を実感していて、通って良かった!とご夫婦で振返った。 〔年少〕

◇期待通りの達成感を感じている。スポーツ系の習い事をしていたがそれがダメで子どもは劣等感を持っていたようだが、12級の検定が近づいてきてからは自信がつき、家での練習も意欲的になった。検定で賞状をもらったことが本人にとって物凄い衝撃ですごく自信になった。何か一つでも得意なことができればと思っていたいのでそろばんを習わせて本当に良かった。お父さんも、凄いことになっているね!と驚いている。〔年長〕
→ この時にお伝えしていなかった余談ですが、当校の指導要領は表彰式も規定しています。如何に厳かに、かつ、受賞者を中心に教室全体を盛り上げることが重要とし、そのやり方を定めています。そんな規定など無くとも、私たち講師は嬉しくて目一杯盛り上げるのですが、初心を忘れないためです。検定合格の表彰式、並びに賞状を手にすることは、どの生徒にとっても、大きなインパクトがあるので、その経験が最大限プラスになるように活かそうと考えています。

◇3月からKクラスに移動になるが、自分より上の級の生徒の姿を見て影響を受けることに期待している、本人も小学生の中でやることを楽しみにしている。 〔年長〕
→ 同級生だけじゃなく、年の違う生徒が同じ授業を受けることはそろばんのいいところの一つだと思います。自分より上の生徒に刺激を受けたり、下の生徒を気遣ったりなど、見ていても「ほっこり」した気持ちになり、成長が感じられます。

◇受験のため一旦退会したが、受験後、子供が自分でそろばんに戻りたいと言うので再入会した。祖父、父とも数字に関する仕事をしていて、小さい時からクイズ形式で数字や計算に触れる機会があった。 〔年長〕

◇詰め込んで覚えるのが苦手なので、今の調子でじっくり進めてもらいたい。小さいうちはとにかく楽しく通えているのが良かった。〔年長〕

◇のんびりふんわりしていたが、検定受けて自信がついてからは意思を示したり、友達をリードしたりするようになった。〔年長〕

◇そろばんが嫌いでは無いが、そろばんよりも教室の近くにいる猫に会えるのを楽しみにしている。 〔年長〕

◇もともとは数字が苦手だったが、それがなくなった。両親はそろばんはできないが、祖母はそろばんができる人なので、二人でそろばんの問題を出し合いながら、喜んでやっている。〔年長〕

◇他にピアノなどを習っているが、自分(お母様)が分かる内容だと、できないと怒ってしまうが、そろばんは逆に分からないのでリラックスして自分の意思で楽しく進められている。〔年長〕
→ お気付きの通り、お子さまは母親の感情の影響を常に強く受けています。お母さまも視点を変え、何事もどうか温かく見守ってあげてください。

ご家庭での演習

◇土日は自分から自然と宿題を始める。ボリュームもちょうどよく、嫌がることなく、得意げに練習する。〔年少〕

◇自分からやり、直しもスムーズにやっている。〔年長〕

◇なかなかやらないときは声掛けをするが、自分からやるときも出てきた。〔年長〕

◇最初は声掛けをしないとやらなかったが、今は週末に自分からやっている。〔年長〕

◇最近はほとんどやっていない。〔年長〕

◇家でも進んで練習をしているが、金シールがとても励みになっていてよい。大人からみるとただのシールだが、こんなに効果のあるものなのかと驚いた。〔年中〕

◇宿題指示が無い日はやってはいけない?〔年長〕
→ 宿題は毎回必ず出すわけではありませんが、自己演習はやった分だけ成果が出ます。本人さえやる気があれば、どんどん進めてください。

◇そろばんに通った日は自分からやり、一人で黙々とやっている。こういうことをやっている、などと父に教えたりもしている。〔年長〕

◇姉が宿題を始めると真似をしてやっている。声掛けをしたことがない。そろばんは家でもやるものだと思っている。たまにタイムを計ってといい、練習している。素晴らしいこと。〔年長〕

◇自分からやっている。宿題のみやっている。他にもやったらと声をかけることがある。〔年長〕
→ 楽しく自分からやっているのであれば、無理にそれ以上しなくていいと思います。

◇自分からやっている。宿題も含め、毎日時間を決めて練習することが習慣になっている。すこしでも毎日そろばんに触れた方が忘れないと思っている。〔年中〕
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